脳神経外科
診療内容・特色
当院の脳神経外科の特徴は従来の患者と医師の関係でなく、気軽に会話ができるような雰囲気で診療しております。脳神経外科疾患については丁寧な説明と科学的根拠に基づいた迅速な処置が行えるように努力しています。
近年、高齢化に伴い、動脈硬症による脳血管、頸部頸動脈の狭窄例が増加しております。動脈硬化は全身の血管に生じるものであり、このような患者様では心臓、下肢に同様の変化がみられる頻度が高いものです。当科では脳梗塞の予防のための処置と同時に循環器科の協力で心疾患の検査、治療も並行して行えるようにしております。
2021年 手術件数計35件
- クリッピング
- 8例
- 開頭血腫除去
- 6例
- 血腫除去(穿頭)
- 9例
- 脳室ドレナージ・シャント
- 2例
- 脳血管
- 10例
主な対象疾患
脳疾患が心配な患者様全般の診療を行っております。クリニックに来院可能な方については頭痛、三叉神経痛、顔面痙攣、片麻痺などの症状、また脳血管障害、脳腫瘍、水頭症、頭部外傷などの疾患を診療しております。
救急患者様については脳梗塞急性期にはTPA投与、血管内手術による血栓溶解や除去、急性期脳血管バイパス術。脳内出血、くも膜下出血については緊急での開頭術、脳動脈瘤コイリング術を行っております。
スタッフ紹介(常勤医のみを掲載)

- 名前
- 柴田 將良(しばた まさよし)
- 役職
- 脳神経外科科長
- 専門分野
- 脳神経外科一般
- 経歴
- 昭和63年3月東海大学医学部卒業
昭和61年4月から東海大学附属病院前期臨床研修医
昭和63年4月より同院脳神経外科
平成11年4月より平成13年3月まで南カリフォルニア大学脳神経外科に留学
平成14年4月から平成16年3月まで東海大学高度救命センター
平成16年4月より山近記念総合病院脳神経外科 - 所属学会
- 日本脳神経外科学会 専門医